埋蔵文化財企画展『発掘された山口』開催中

歴史の証人である遺跡や土器に目を向け、私たちのルーツについて考えてみませんか


平成20年度に発掘調査された県内各地の遺跡を紹介、出土遺物も展示しています。
県内巡回展です。


光市会場では平成21年度に開講した「古代土器復元講座」の約2年間の成果も展示。
土器の復元工程も解説しています。
復元作業に使う道具、工程それぞれ写真や実物で展示。


コーナーの最後には、土器の接合体験コーナーもあります。
土器といっても、受講生が教材用に製作してくれた土器です。
それを、割ってある状態で置いてあります。
教材用ですから、ご安心して、しっかり触って、観察して、もとの形になるかどうか、接合やってみてください。
ちょっとしたパズルです。難しいかも〜、いえいえい案外簡単かも〜、ぜひ体験してみてください。


記念イベントとして、
12月5日(日曜日)13時30分から
埋蔵文化財に関する講演会、および展示資料の解説会」が行われます。
講師は、山口県埋蔵文化財センターの岩崎仁志さん。


企画展の会期は
11月19日(金)〜来年1月9日(日)
光市文化センターにて(入場無料)
開館時間 9時から17時15分(入館は17時まで)
毎週月曜日、祝日、第1火曜、12月28日〜1月4日は休館。


お問い合わせは光市教育委員会 文化・生涯学習課文化振興係へ。


おまけ
会場入口、受付で順路案内をしているのは、「岡原弥生」ちゃん。
昨年の集中豪雨で遺跡の一部が崩れ、大量の土器が発見されたをきっかけに、
岡原遺跡がスポットライトをあびています。
その遺跡を紹介する授業で初めてお披露目された「貫頭衣」(弥生時代の服)を着たマネキンさんが
順路案内をしています。
ちょっとご注目を。